1. デスクトップの契約かを確かめる
印刷物に使うのは、PC にインストールして制作物に使う「デスクトップフォント」の権利。Web 埋め込みの契約だけでは印刷物には使えない型が多い。Morisawa Fonts はデスクトップの年額、Adobe Fonts は Creative Cloud のプランに含まれる。
2. 席数(誰の PC に入れるか)を決める
フォントは席(ユーザー)単位の契約が基本。制作する人の数だけ席が要る。外注先に制作を頼む場合、外注先が自分の契約で書体を持っているかを確認する。
3. 制作物の種類ごとの条件を見る
チラシ・名刺・書籍のような印刷物は多くの契約で可。ただし、ロゴ・商標・商品名への使用、フォントを埋め込んだファイルの配布、ゲームやアプリへの組み込みは別条件になっている場合がある。各社の使用許諾の一覧で確認する。
4. 入稿データの書体の扱い
印刷会社へ入稿するときは、文字をアウトライン化するか、PDF に書体を埋め込む。どちらが許されるかは契約ごとに違う。アウトライン化は多くの契約で可だが、埋め込み PDF の配布に条件がつくことがある。
5. 契約が切れたあとの制作物
年額の契約が終わると、書体そのものは使えなくなるが、契約期間中に作った制作物をそのまま使い続けてよいかは各社の記載で異なる。更新しないと決めたら、その前に確認しておく。
注意
- ロゴに使う場合は、書体のメーカーに「ロゴ使用」の可否を直接確認するのが早い
- 無料の書体でも、ライセンス(OFL など)に商標や改変の条件がある。印刷前に一度読む